・スバル360
お馴染み「テントウムシ」。1958年〜’69年まで生産。
スバル360コンバーティブル(K111) 小さなヘッドランプのいわゆる「デメキン」タイプ。バンパーが分割式でなく1本モノなので、’60〜’62年のモデルということが判る。 …どうでもいいって? 一応そういうトコまで考えて描いてるってコトが言いたかったの。 |
・サンバー
1968、スバル360のバンモデル「カスタム」に取って代わるべく登場。
初代から今なおリヤエンジンを貫き通す頑固者。
サンバーバン 初代モデル。個性的な顔が最大の魅力。ヘッドランプからバンパーまでが長いので、「クチビル」「オバQ」「アカンベー」などと呼ばれた。 コピー機が調子悪い時に取ったヤツで、画質が悪くてスイマセン。 |
・レオーネ
1971年、旧・中島飛行機の技術屋魂の溢れる革新的かつ個性的な(すぎた)スバルff-1シリーズから、より一般的なクルマへとシフトすべく登場。デビュー当初はクーペのみだったが、’72年からセダンが、’73年からは(クーペもあるのに)ハードトップも加わる。
1984年の三代目では、型式認定時なぜか車体に重りを仕込んで実際より重く申請しようとし、「新弟子検査か」と笑われる。
1992年、インプレッサに引き継がれて消滅。
レオーネ4WD エステートバン 今なお4WDをお家芸とする富士重工の、初の市販4駆モデルがこれ。 |
レオーネセダン 1600ST 初代末期のタイプ。4ツ目になって顔つきはだいぶ違うが、中身は大差ない。 因みに何でまたこんなドマイナーで地味なクルマを描く気になったのかと言うと・・・この少し前某カスタムカー誌(「某」の意味がない)に台湾(うろ覚え)のアマチュアイラストレーター描くカスタマイズドカーのイラストが載せられていて、その中にこのレオーネがあったためである。 まぁカストマイズの内容がファイヤーパターンにエンケイバハとサイドマフラーという「20数年前の日本の間違ったホットロッド」なノリなのはいいとして、このクルマをチョイスした時点で「ああ、この人たぶんホンモノのレオーネ見た事ないんだろうなぁ」と思ったのが描くきっかけとなった。 ハッキリ言おう、この型のレオーネはカッコ悪い。いや失礼、厳密に言うとラリー・ダートラ仕様にされていたりすると中々精悍だし、ドノーマルならそれはそれで趣があって悪くはないのだが、少なくともホットロッドのベースにするようなクルマではない。 何が遺憾って、やっぱり常識から考えるとボディラインと著しくズレているとしか見えないホイールの位置がマズい。今でこそフロントのオーバーハングの方が長いFF車も珍しくはないし、長いフロントオーバーハングではデザインが成立しないという事は決してないが、それにしても長すぎ。ワタシはこのクルマのサイドビュウを見るとどうもハイエナを連想してしまって仕方がない。もしこのクルマで本格的スタイル系カストマイズ(ホットロッドに限らず)を決めるとするならば、ボディをコマ切れにしてシャシーを20センチばかり前にズラす大手術が必要になるだろう。でもそこまでしてしまったらレオーネの特徴はほとんど消滅してしまうし、そもそもレオーネをベースにする意味がない。 初代レオーネが好きという事は、特徴的なサイドビューを含めて好きという事だしまたそうでなくてはいけないと思うので、悪い事言いませんからカスタム魂はしまって置いて平和に乗りましょう。 ※2011/10画像修正 |
・アルシオーネSVX
1991年、「走るクサビ」ことアルシオーネの精神を引き継いで(?)登場した3.3リッター・スペシャルティクーペ。
キャノピー風のグラスエリアとあいまって、名実ともに「バブル・カー」の最大手。
SVX&インプレッサWRX 実際には峠をWRXと一緒に走るようなクルマでは絶対ありませんが…まあ気にしない。 |